薬剤師的に他人事ではない?!ドーピング問題

 リオオリンピック開催を目前に、世界を驚かせるニュースが飛び込んできました。

 ソチオリンピックで大活躍だったロシアの陸上選手がドーピングを行っていたと言うのです。

 ドーピング検査を行っているはずなのに何故…?と思いましたが、何とロシアは国家ぐるみでドーピングを隠蔽していたんですねー。

ドーピング検査施設の壁に穴を開けて、そこから問題のない尿と取り替えていたとか!

 この問題が明らかとなり、ロシアの陸上選手はリオオリンピックにロシア代表として参加することができなくなりました。

 へー、大変だな~と思っているあなた、ドーピング問題は薬剤師にとって他人事ではありませんよ!

 薬剤師が知識を持って心に留めておくべきドーピング問題について触れてみます。

 

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そもそもドーピングとは?

 ドーピングとは、競技選手が能力を高めるために、薬物を服用、注射、点滴を行うことです。

 ドーピングによる効果は筋肉を増強したり、心機能を高めるものが有名ではありますが、競技者を興奮状態にさせるもの、逆に精神安定を引き起こすものなど様々です。

 使用期間にもそれぞれ決まりがあり、競技中だけではなく練習中など全ての期間使用禁止となる薬物、競技中のみ禁止となる薬物、特定の競技のみで禁止となる薬物があります。

 常に禁止されている薬物なんてかなり危ない薬なんじゃないの…と思うかもしれませんが、意外なほど普通の薬です。

例えば、サルブタモールやサルメテロールなどβ2刺激薬の吸入剤は全て禁止となっています。

 チアジド系利尿薬も全面禁止となっており、実に普通に治療に用いられている薬が禁止薬物に指定されていることがわかります。

しかも、禁止薬物は毎年変更、更新されるんです。

 そのため、ずっと服用していた薬がいつの間にか禁止薬物になっていて知らない間にドーピングをしていた…なんてこともあり得ます。

この事例はシャラポワ選手のドーピング発覚で記憶に新しいですね。(こちらもロシア…)

 現在の禁止薬物は世界アンチ・ドーピング機関(WADA)のホームページで確認することができます。

 あまりにも毎日目にする薬ばかりで、驚くと思います。

「うっかりドーピングの方が多い」

 ドーピングと聞くと競技成績を良くするために禁止薬物を使用することばかり意識してしまいますが、実際には意図せずドーピングをしてしまう、うっかりドーピングの方が多いと言えます。

 前述のシャラポワ選手もうっかりドーピングですよね。

まぁ、これだけ有名な選手の服用状況くらい誰か把握していなかったのか…?本当に知らなかったのか?と疑問ですが。

 東京都薬剤師会のホームページにまとめられているうっかりドーピングの事例を見てみると…

 

●無月経の治療のために服用していたクロミフェンが禁止のため、3ヶ月の資格停止処分となったハンドボール選手

●腎臓病治療のために服用していたプレドニゾロンが禁止のため、3ヶ月の資格停止処分となったソフトボール選手

●高血圧治療のために服用していたヒドロクロロチアジドが禁止のため、2年(!)の資格停止処分となったチェス選手

 

 本人や薬剤師が気を付けていれば防ぐことができた事例ばかりです。

代替薬がなく治療のために禁止薬物をつかわざるを得ない場合には

TUE(治療目的使用に係わる除外措置)を申請することで、違反を免れることができます。

 昨日投薬したあの患者さん…もし何かの競技選手だったら…

自分が気が付かなかったせいで何年も競技ができなくなったら…

ゾッとしませんか?

うっかりドーピングは、選手の人生をも変えてしまう事件です。

本人も薬剤師も「知らなかった」では済まないんですよ。

スポーツファーマシストという資格もあるが…

 日本アンチ・ドーピング機関が認定する薬剤師の専門資格に、認定スポーツファーマシストと言うものがあります。

 最新のドーピングに関する知識を持ち、競技者や指導者に正しい知識を提供するものであり、2016年4月1日時点で6949人が認定を受けています。

 資格取得には薬剤師であることが前提である他は、薬剤師歴や年齢に関わらず指定の講座と試験を受けることで取得できます。

 競技選手にとっては安心して相談することができる相手となり、薬剤師としての職能を発揮することができる素晴らしい資格だと思います。

しかし!それではスポーツファーマシスト以外の薬剤師はドーピングに関して無関心で良いのでしょうか?

 これだけドーピング禁止薬物が普通に処方されているにも関わらず、患者さんに対して「何かの競技選手ではないですか?」と質問したことがある薬剤師がどれだけいるでしょうか。

 スポーツファーマシストの資格を持たなくとも、禁止薬物一覧には一度目を通しておきたいものですね。

 いざ競技者の患者さんに出会ったときに慌てないように禁止薬物一覧を印刷しておくのも良いでしょう。

 ロシアのドーピング隠蔽問題は、薬剤師としてドーピングへの意識を高める必要があるのではないかと気が付くキッカケとなったと言えるかもしれないですね。

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東北地方(宮城県、福島県)

関東地方(東京、神奈川、千葉、埼玉)

中部地方(名古屋、三重)

北陸地方(福井)

近畿(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)

四国(高知、愛媛)

九州(福岡、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島)

 

どこの職場でもすばらしい人たちとの出会いがありました。

いい思い出です。九州と東北の自然はすばらしかったです。

特に宮崎、鹿児島は一生暮らしてもよいと思うほどでした。