処方箋表記の統一化は?

 調剤薬局で働いている薬剤師さん、現在の職場の門前から出される処方箋はどのような様式で出されていますか?

たまに、広域から処方箋が飛んでくると記載方法が異なっていたりして戸惑いを感じたことはありませんか?

少なくとも、派遣薬剤師さんのようにあちこちの薬局にいかれている方には、このような経験が必ずと言っていい程あると思います。

私も、広域処方で「え!これどういうこと?」と感じたことが何度かあります。

厚生労働省はその処方箋記載方法に統一感がない事を理由に、以前より「内服処方箋の記載方法のあり方に関する検討会」を行い、各医療機関で周知徹底するよう決まりました。

しかし、つい最近薬剤師にとってショッキングな中間報告がされましたので、そこから考えられることを述べていきたいと思います。

 

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1日量と1回量の併記の中間報告

 これはもともと、万が一調剤過誤を引き起こした際に1日量だと場合によっては被害が大きくなってしまうのではないかというリスクを少しでも下げる為に、今後は1回量をベースにしていく事で決定しました。

ただ、急に変更するのは混乱を招くだけなので当面は1日量と併記するという事になったのです。

しかし、先日の中間報告で実際は全体の医療機関のたったの14.5%しか1日量と1回量の併記を行っていないことがわかりました。

では、なぜこのような結果になってしまったのでしょうか?

レセコンベンダーは約50%が分量併記するシステムを既に開発済みでしたが「医療機関から質問があった場合だけ開発状況を説明しており、特に要望がなかった為対応していなかった」という答えだったそうです。

 一方、医療機関においては、90%以上が1回量併記することを知っていたにも関わらず、「実施する期限が決められていなかった為」「システム変更に伴う費用がかかる為」「院内に混乱を招く為」「周りの病院も行っていない為」などの理由により、システムの変更を行っていなかったそうです。

それどころか行う予定すらもないという回答だったのです。

 この結果から原点を辿っていくと、中途半端な厚生労働省の対応がこのような事態を招いてしまったものと思われます。

この現状を薬局側からみれば、1日量記載の処方箋が基本であるが、時々1回量記載の処方箋もあるという余計に統一性のない処方箋が誕生してしまったという事なのです。

正直な話、薬剤師にとって1日量で記載されている分には慣れているので全く問題はないと思います。

また、1回量で統一しても最初は戸惑いがあるものの、慣れてくれば何とかなると思います。

しかし、基本1日量なのにごく稀に1回量記載の処方箋がきたら、とっさに気づくことができるのでしょうか。一瞬混乱してしまうのではないかと思います。

つまり余計に調剤過誤リスクが高まった状態になってしまったという訳です。

製剤量と原末量の勘違い

 液剤や散剤についての分量ですが、いまだに原末量で処方される医療機関が少なくありません。

普段製剤量で計算している薬局が突然原末量で出された時、つい間違えてしまう可能性が生じてしまいます。

仮に備考欄に「原末量として」という表記がされていればまだいいのですが、抜けているパターンもあるのです。

 例えば、次のような場合です。

【セレニカR40%顆粒、1200㎎、毎食後】と出されました。

さて、この場合皆さんはどうされますか?

薬剤師としては一見、㎎記載されているので原末量と思い3gで計算しますよね。

でも、医師としては「製剤量で1.2gという意味で出したつもり」というのです。

つまり、2.5倍増量で出してしまった訳ですよ(汗)

何とも恐ろしい話ですよねー。

せめて、どちらかの用量が適応範囲外ならヒントになったものの、この場合だとちょっと難しいですよね。

このような調剤過誤事例が実際にあったそうです。

用法・分量の勘違い

 用法・分量の表記は実に多彩で、特に手書き処方箋には紛らわしい表記がありました。

例えば1日2回を2×と表記し、それを薬剤師が間違えて2倍量を投与してしまうという事例です。

この事で死亡事故に至った事もあったそうです。

今でこそだいぶ少なくはなりましたが、完全になくなった訳ではないのです。

誰もがわかる処方箋を

 このように、もう実施されて何年も経っているのに、処方箋の統一性がほぼできていない状態なのが現状です。

これでは、何のために回数を重ねて検討会を行ったのかわかりません。

統一性がない事にで、調剤過誤が起こる確率が上がるだけでなく、学生に対しても薬科大学や医科大学で処方箋の様式に関する教育ができないという負の連鎖が引き起こされるのです。

私達薬剤師は処方箋が全ての情報として薬を出しています。

薬剤師という資格が全国で使える以上、病院や地域によって処方箋の様式が異なるなんて事は絶対にあってはならないのです。

今回の中間報告で発表された数字を厚生労働省は真摯に受け止め、今のバラバラ処方箋を誰もがわかり、かつ統一性のある処方箋にするために、一刻も早く期限を決めて義務化すべきだと私は思います。

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どこの職場でもすばらしい人たちとの出会いがありました。

いい思い出です。九州と東北の自然はすばらしかったです。

特に宮崎、鹿児島は一生暮らしてもよいと思うほどでした。