DPATに薬剤師は不要?

 熊本地震において、被災者は相変わらず避難場所にて長期にわたる生活を続けています。

既に被害にあった被災者達に対しては、災害派遣医療チーム (DMAT)と呼ばれる医師・看護師・薬剤師など5人1組のチームが医療の最前線に立ち、多くの命の救助にあたっています。既に170隊以上活動し、さらに待機中のDMATも300隊近くいる状態なのだそうです。

 しかし、DMATはあくまで急性疾患における救急治療が目的であり、被災者の心のキズのケアまで行う事はありません。と言いますか、救急治療で精一杯の為できないのです。

 それによって阪神・淡路大震災の時は大変な事態となりました。 DMATの活動はあったものの、被災者の心のケアについてまでは考えていなかったのです。

 そのため、震災後の恐怖心やストレス等から解放されるまでに長い年月がかかってしまう被災者がたくさん出てしまうという結果に陥ってしまったのです。

 

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「こころのケアチーム」の活動

 阪神・淡路大震災の教訓を活かし東日本大震災の時は、まだ組織化こそされていませんでしたが「こころのケアチーム」という活動が行われました。

 しかし、予想以上に大変でうまく回らず、結果的には精神医療の機能がストップし現場に多くの課題を残す形となってしまいました。

 そこに事の重大さを感じた厚生労働省が立ち上がり正式に災害派遣精神医療チーム(DPAT)を設立し、被災者はもちろんですが支援者の心のケアも専門的に行って行く事となったのです。

 このDPATのチーム構成は精神科医、看護師、業務調整員が基本で、被災地の必要に応じて薬剤師等も加える事ができます。

では、DPATが取組む心のケアは被災者にどのような効果をもたらすのでしょうか。

 熊本地震でみると、1000回以上続いている余震のショックや家や家族を失い先が見えない絶望感、慣れない避難場所での長い生活によるストレス、収入がなくなることによる経済的不安等様々な心のキズが折り重なってきます。

このような事が1カ月も続けば心的外傷後ストレス障害(PTSD)や急性ストレス障害(ASD)のリスクが高まるのです。

そんなトラウマを癒しながら、生きる事のモチベーションを上げて被災者を再起させる事がDPATの主な活動となります。

 今回の熊本地震では、被害を受けた精神科で入院中の患者さんを他県の病院に転院させたり、避難場所での生活の長期化による苦しみを緩和する為にDPATが派遣されるようになりました。

しかも、DPATは災害発生から72時間以内に活動しなければなりませんが、今回は地震後の翌日には現地入り出来るほどかつてない迅速な対応が実現したのです。

これには本当に素晴らしいと思いましたが、1点この熊本地震におけるDPATの構成で疑問に思うことがありました。

DPATに薬剤師は不要?

 何故か今の所、隊員に薬剤師が加えられていないのです!これが、薬剤師が加入希望者がいなかったからなのか、それともチームに加える必要がないと判断されたのかはわかりません。

 DMATでは、このような大きな災害時には薬剤師が徐々に加えられていくようになりました。よって私個人的に今回の地震で薬剤師は確実にDPATチームに加入すると思っていましたので複雑な気持ちです。

精神科領域の心のケアにおいて、薬剤師にしかできないことはたくさんあると思います。

 例えば、先程述べたように不安やストレスによって極度の緊張感が発生する人もいます。

また、長期にわたる慣れない避難場所での滞在によって、不眠や中途覚醒が毎日のように続いて苦しんでいる人も沢山います。

さらに、被災された精神科から転院先が見つからない事で混乱している入院患者さんもいるはずです。

 そんな時、場合によっては抗不安薬・睡眠薬・抗精神病薬等の薬物療法が必要となるわけで、それを薬剤師が説明する事によって安心感を得る事ができるのではないでしょうか。

確かに、DPATは専門的な精神科領域において高度な経験を積んできた医療関係者しかなることはできませんので限定されてくるとは思いますが、当然その条件を満たしている薬剤師もいるわけです。

患者さんにとって薬局は、病院よりも何でも相談できる環境であると言われています。

それだけ、患者さんは薬剤師には言えるけど医者には言えない事を抱えこんでいる可能性もあるわけです。

そう考えたら、薬剤師をチームに加えるべきだとは思いませんか。

 ついこの間、医療用麻薬と向精神薬に関しても医師の連絡や指示が確認さえ取れれば、処方箋なしでも調剤する事ができるようになりましたので、いずれは心のケアにおいて薬剤師の存在が必要となってくるでしょう。

 DMATだけでなくDPATのついても、いち早く薬剤師が積極的に参加できるようになって欲しいです。

そして、心のキズに対して各プロがそれぞれ専門分野の力を発揮して取り組み、少しでも早く被災者のケアに貢献する事が医療系で働く者の本望と言えるのではないかと思います。

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近畿(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)

四国(高知、愛媛)

九州(福岡、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島)

 

どこの職場でもすばらしい人たちとの出会いがありました。

いい思い出です。九州と東北の自然はすばらしかったです。

特に宮崎、鹿児島は一生暮らしてもよいと思うほどでした。