ロキソニンで目を覚ませ!

 先日、あの国民的代表ともいえる解熱・鎮痛剤「ロキソニン」から小腸・大腸の狭窄・閉塞という重大な副作用が発表されました。規制緩和に伴い、今となっては市販でも気軽に購入できるようになった昨今、この副作用報告で各医療機関では激震が走ったのではないかと思います。

今回追加された副作用は全て医療用の「ロキソニン」で起こった事例との事ですが、市販薬の「ロキソニンS」も同様の成分が同量配合されているので十分注意の必要性があります。

今回はドラッグストア業界の目線から、この副作用について考察してみたいと思います。

 

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ドラッグストアの現実

 

 ドラッグストアでは、第1類医薬品を購入する際、薬剤師の情報提供による販売が義務付けられています。しかしロキソニンのような超有名な薬となると、そううまくはいかないのが事実です。ここで実例を挙げてみたいと思います。

 

パターン1

客「ロキソニンちょうだい」

薬剤師「はい、では説明させていただきますね〜」

客「前にもらった事ある薬だから説明はいらないよ!」

薬剤師「法律で決められてますので、簡単に説明させていただきますね〜」

客「面倒くさいなー」

 

ロキソニンの効果も飲み方も知っているから大丈夫と安心しきっている客の例です。ドラッグストアで働く薬剤師の最もあるあるです。

 

パターン2

客「ロキソニン3つちょうだい」

薬剤師「毎日飲まれているんですか?」

客「はい、以前病院でもらってたんだけど、面倒くさくなっちゃって〜」

薬剤師「このお薬は長期で飲まれるお薬ではないんですよ~」

客「そうなの?でも、医療用と同じなんでしょう?」

薬剤師「はい、そうなのですが、長期で使う場合は医師の判断が必要なお薬なんです~」

客「はい、わかりました~」

 

同じ薬である以上、今までもずっと使っているし問題ないという変に知識がある為あまり聞く耳を持ってくれないのと、販売側も特に販売個数制限がない為売ってしまうという悪循環な事例です。

 

パターン3

客「ロキソニンちょうだい」

登録販売者「すいません、薬剤師不在の為販売できません」

客「なんでやねん!出すだけでええから頼むわー!」

登録販売者「申し訳ございません。薬剤師でないとお出しする事も出来ないんですー」

客「チェッ!」

 

これは、薬剤師不在のあるあるです。こうなると残念ながら、もはや薬剤師の必要性すら理解できていない事例です。。。しかし、意外によくあるパターンなのです。

このように、消費者の中で「市販薬は、副作用がほとんどない。あったとしても軽い」とか、「医療用の薬と比べたら弱い」という安易な考えを持っており、場合によっては死に至るような重大な副作用を生む可能性は十分にあるのです。

副作用が新たに追加?

 

  では、今回発表された副作用は全く新しいものかといったらそうではないと思います。

ロキソニンには「プロスタグランジンの生合成を抑制することによって胃の粘膜を荒らす」という、最もポピュラーな副作用がありますよねー。

今回のケースは、それが進行してそこに潰瘍ができ、さらに進行して小腸・大腸の閉塞・閉塞に至ったのだとも考えられます。

ちなみに、これがさらに進行すると大変な痛みを引き起こし、死亡に至る可能性もあるのです!

つまり、胃を荒らす副作用に注意していれば小腸・大腸の閉塞にならずに済んだのかもしれなかったのです。

また、NSAIDsと呼ばれる成分ならどれでも、今回の副作用があり得るというわけです。

薬と上手に付き合う事が大事

 

 以前にもニュースで、過去5年間のOTC医薬品使用による副作用で、24名が死亡したという記事があげられてました。

その半数は、総合風邪薬による肝機能障害、肺炎等だったそうです。現在一般薬はリスク区分がされていますが、指定第2類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品は気軽にセルフで購入することができます。

しかし、効能効果がある以上、どんな薬も逆に副作用も必ずあるという事をもっと消費者に知っていただきたいです。

かといって必要以上に怯えるという事ではありません。

 

 今回の副作用が医療用の「ロキソニン」は3年間で6件、市販の「ロキソニンS」は0件だったのは、それぞれの適応と用法・用量が少し異なるからだと推測されています。

つまり、薬の事をよく知り用法用量を守って上手に付き合っていけば問題ないという事です。

医療費削減の為に軽い体調不良は自分で治しましょうという試みで「セルフメディケーション」を国は推奨していますが、その前に消費者に十分な知識を持たなければならないと思うし、私的にはこの名称も、もう一度見直す必要もあるのではないかと思います。

 

 我が国は、規制緩和によるスイッチOTC化が着実に進んでいます。

そして、一般薬になることで引き起こされる副作用の意識低下を、今回のロキソニンの新たに追加された副作用によって目を覚まさせてくれたのではないでしょうか。

私自身もそうでしたが、今回のニュースで国民全員が学んで欲しいと思いました。

 

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どこの職場でもすばらしい人たちとの出会いがありました。

いい思い出です。九州と東北の自然はすばらしかったです。

特に宮崎、鹿児島は一生暮らしてもよいと思うほどでした。