電子お薬手帳サービス「ハルモ」は絶対うまく行かない

電子お薬手帳サービス「ハルモ」

前回、直近の気になるニュースで書ききれなかった「マイナンバー制度」についてちょうどよいタイミングで!?色んなことが起きました。

まずは、日本年金機構の不正アクセス事件ですね。125万件の個人情報流出。はっきり言ってお粗末。


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1、個人情報ダダ漏れ

完全に個人情報が流出しちゃいました。システム上の問題ではなく、職員のデタラメな運用が招いた人災ですね。しかも発覚から相当時間が経ってからの公表でした。職員が早々に2ちゃんねるに投稿しちゃうほど、後手後手の対応です。

日本年金機構が出来るきっかけになった、2009年に廃止された社会保険庁と体質は何も変わっていなかったんだな~と思いました。

社会保険庁の看板だけ変えて、職員をそのままに日本年金機構にスライドさせた時点でいつかは問題起すだろうとは予想してましたけど・・。
だって、あの時、誰も責任取らなかったんだもん。もちろん刑務所に入った人間なんか1人もいません。


国民の老後を左右する年金の情報が、まったく整合性の取れないほど管理が杜撰だったんですよ!!そして未だに年金は宙に浮いたままで解決を見ていません。

2、本題の電子お薬手帳ハルモ(harumo)について

harumo(ハルモ)

で、コラムタイトルに出てくる電子お薬手帳のハルモ(harumo)ですね。


神戸市薬剤師会とSONYも協定を締結して、ハルモを推進していくみたいです。

僕の個人的見解ですが、ハルモは失敗すると思います。理由ですか?

経営者の勘です。(笑)だって、ピンと来ないもん。
これまでも、スマホのアプリ系のものがあったりしましたけどね・・。
あ、そうそう日本薬剤師会は「日薬e-お薬手帳」を推進していますね。こちらはスマホアプリ型です。


って、何で日本薬剤師会と地方の薬剤師会が異なった方式のお薬手帳推進するの?全然足並みも揃ってないですよね。
いずれにせよ、失敗すると断言しておきます。

ところで、何故にお薬手帳がソニーなんだ?と思ってる方もいらっしゃるかもしれません。このハルモに非接触型ICカード技術のFeliCaが搭載されています。記憶兼通信媒体ですね。この技術はソニーが開発して基本特許を持っています。


皆さん、よくご存知のSUICA、関西ではICCOCAカードに搭載されています。edyもFeliCaを使用してます。ところでedyって名前の由来を知ってます?世界の三大通貨euro dollar yenを超えるという意味で名づけられたそうです(たぶん)


技術的にも大変優れていて、この技術で世界のデファクトスタンダードを取れたと思うのですが、結局、ソニーの戦略ミスで泣かず飛ばずのローカル技術で終わってしまいました。その戦略下手(ベタ)のソニーが推進しようとしていることからも、ハルモはダメだと思います。(笑)

逆説的ですが、これ真面目な話です。さっきの社会保険庁でもそうですが、ダメな人、モノ、会社、政府が関わると、結果は自ずとダメになるんです。これ確証や統計的裏づけはないですが、僕の中では「自明の理」となっています。(笑)

ダメなヤツは何度やらせてもダメ。一度チョンボした人間(組織、会社、政府)は必ず同じことを繰り返す。見ていてください。きっとハルモはいつの間にか中途半端な状態で消えてなくなりますから。

あ~、また話が長くなってしまった。

で、ハルモの設計思想のどこがダメかというと・・・。まずハルモにできることって大きく2つしかないんです。

具体的にはFeliCaをベースに


1、過去の調剤履歴を記録する機能

カード紛失のバックアップ機能として


2、それをクラウドサーバーに蓄積できる

以上終わり。

何とも中途半端だと思いませんか?

3、僕が理想とする電子お薬手帳

僕が過去ブログで書いたお薬手帳のイメージと似ていますが、僕が明確にイメージするのは
保険証にお薬手帳機能をつけてしまう。

これが大事なんですよ。

病院かかるのに、お薬手帳を忘れる人はいても保険証忘れる人はあまりいません。

この方式なら、わざわざお薬手帳持ち歩く必要ないでしょう?
薬剤師会と提携するなら、社保や国保連合会や共済保険を巻き込まないと。
せめてソニーの健康保険組合と一緒にハルモ付健康保険証を作る。

それで実証実験してみればいいじゃないですか?

もちろん提携薬局に無償で読み取り装置を設置させてもらって。

ハルモだと結局、保険証以外にも、ハルモ(お薬手帳)を持ち歩かないといけない。
お薬手帳が紙ベースかデジタルベースかの違いだけです。
しかも薬局側に専用の端末が必要になります。
だからダメなんです。

4、マイナンバー制度が出来るのなら便乗するべし!

マイナンバー制度

それで、せっかくマイナンバー制度への道筋が見えたので、さらに書かせてもらうとどうせ国民一人ひとりに番号が振られるんであれば、

保険証、運転免許証、パスポート、戸籍、税金、年金を一元化してしまう。

そしたら、このシステムに関する重複(ちょうふく)投資を大幅に削減でき、加えてここに関わっている無駄飯喰ってる人(公務員)

を根こそぎ削減できます。

読み込み端末本体と設置費用のすべてを税金で賄って、全医療機関、薬局、介護施設の類にばら撒いて一気に普及させないと意味がありません。
読み込み端末や設置費用を含め、かなりの設備投資が必要になりますが、将来に渡り削減できる金額からするとタダみたいなもんです。



今は医療の話なので、保険証(医療面)を軸に書きますが、
マイナンバー制度が実現したときに、僕の考えるカードはさっき提案した保険証にお薬手帳をくっつけるみたいなセコイ話じゃなく個人の過去の医療データをすべて記憶させてしまう。
受診記録、病名、過去に行った検査結果、投薬歴などすべて。
もちろん、カードの記憶領域に限界があるので、カード自体に記憶させる部分と膨大な個人データを保管したサーバーを開くカギの役目を持たせます。

で、各医療機関を受診する際に行うことは、保険証の提示のみ。
オンラインにつながった端末に保険証を差し込み、患者本人の保険証かどうかを確認するため患者に暗証番号と生体認証でカギを開けてもらう。端末側も誰が操作を行ったかが記録に残るように生体認証キーをつけておく。
つまりこれで、「いつ」、「誰が」、「どこの端末経由で」このデータにアクセスしたかが記録されます。
これでセキュリティとデータ閲覧者の追跡は万全。

で、政府が管理するサーバー(日本は災害が多いので、国内2箇所と海外にミラーサーバー設置)に接続して、まずその保険証が有効かどうか認証リクエストを送る。
当然、公費や受給者証の類もマイナンバーが割り振られれば保険証にデータを一元化できます。
これで無効な保険証や受給者証を排除できます。
今みたいに確信犯的に無効な保険証を使う輩を排除。

各種健康保険組合、レセコン会社、政府が共同でプラットフォームを用意すれば、自動で頭書や処方内容も入力終了。住所データもはいっているので。

で、レセプトまで自動で終了。

で、ここからが医療費削減のミソで、現在、他病院を紹介されたときに新たに同じような検査するじゃないですか?

例えばA病院で散々検査したけど、原因がわからずB病院を紹介される。
そこで、医者から「では、とりあえず一通り検査しましょう!」と・・・・。
「え、この検査A病院でもやりましたけど、しかも1週間前に・・・。前の病院で撮ったレントゲンとか使えないんですか?」とはなかなか言えないです。
こんなことが、日本中で1年365日行われているわけです。
あれも重複投資です。いったいいくらの無駄金をシステム上の不備や各病院の無意味な院内規則で捨てていることか・・。

 

今、後発医薬品の使用率をせっせと上げていますけど、そこで削減できるお金よりも、こちらの無駄な検査の方が金額大きいかもしれませんよ。
しかもその費用は患者負担と残りは税金からまかなわれています。

マイナンバーで全医療データを共有できるようになったら、サーバー上にすべての記録(CT、血液検査、レントゲン、MRIなど)があるので、それを再利用させる。
かなり大きな医療費削減になります。

で、受診してカルテの内容もカードに記録。処方せんもカードに吐き出してカードを患者に返す。
患者はそのカードを持って薬局に行き、カードを提出。
同じく、保険認証をおこなって薬局で調剤を受ける。その調剤内容もカードに記録。(ここでいわゆる電子お薬手帳が登場)

こんな感じですね。

結局カード1枚で保険証やお薬手帳、紹介状、処方せんのすべてを一元管理できます。
これに運転免許証やパスポート、戸籍、住民票、年金のすべてが載せられます。

銀行口座への連動(デビットカード機能)も付帯すれば、医療機関での決済も済み未収金の発生も避けれます。

当然、レセプト業務は改めて行わず通常の業務で終了。

だって国保にせよ、社保にせよ、共済にせよすべての個人と保険、医療記録、銀行口座が一つの番号(マイナンバー)を軸につながっているから。


ところで、こんな大事なカードを紛失したらどうするか?
当然、クラウドサーバーにすべて暗号化されて保管されています。そして本人なら生体認証を使って即時カードの再発行を可能にする。
空のカードにデータをダウンロードして終わり。


やるんならここまでやらないと・・・。

中途半端なモノは誰も相手にしませんよ。

ところで過去に住民基本台帳って制度が作られて、番号が割り振られましたよね?
あの制度どうなりました?今もあると思いますけど、日常生活で活用されてますかね?あれも中途半端のモノの典型例です。

すっかり忘れさらえていますよね?
少なくとも僕は一度もあの番号使ったことないですし、番号が何番かも知りません。

正直、あの制度できた瞬間に「こりゃダメだな」と思いました。
結局、バカみたいたくさん税金つぎ込んで最後はゴミです。


役人が考える仕組みってだいたいこういう結果になります。

設計思想が中途半端なものや、たいして便利じゃないもの、革命的に経費削減できないものは誰も見向きもしませんよ、。

どうせやるなら、効率が上がって便利になって、しかも色んな経費が格段に圧縮できる仕組みを考えましょう。
もちろん、セキュリティシステムを強固にする以外にも、個人情報保護法にからむ罰則規定ももっと厳格にしないとダメですね。

例えば「通貨偽造」ってものすごく罪重いんですよ。
なぜかと言うと国家の屋台骨を崩しかねないからです。

マイナンバーも同様に別途法整備が必要だと思います。もし、不正アクセスや運用規則を違反して個人情報が漏れた場合は該当者を執行猶予なしの懲役刑にする。報告が遅れたり、隠そうとしても同罪にする。
最低でも懲役15年くらいにしておけば誰も悪さしようと思わないでしょう。
「マイナンバーに関して不正行為を行えば、必ず刑務所に直行」ということを知らしめれば十分抑止効果はあると思います。

5、結論を一言で言うと

長くなりましたが、結論は

「お薬手帳の電子化はハルモ型、スマホアプリ型を含めすべて最終的に失敗する」

以上、ご清聴ありがとうございました。


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四国(高知、愛媛)

九州(福岡、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島)

 

どこの職場でもすばらしい人たちとの出会いがありました。

いい思い出です。九州と東北の自然はすばらしかったです。

特に宮崎、鹿児島は一生暮らしてもよいと思うほどでした。