第100回薬剤師国家試験の結果に思うこと

いや~、ブログ記事にするには、かなり出遅れました。(汗)記念すべき第100回薬剤師国家試験の合格発表がありましたね。ずっと数字を眺めていて気づいた点など感想を書きます。薬学部受験希望の高校生やその親御さん必見!!

 

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1、難易度はどうなった?

以前、ブログで薬剤師過剰について書いたときに、薬剤師国家試験の合格率の経年変化を調べたことがあります。その記事はコチラ。参考までにグラフをこちらに掲載します。前回99回までの合格率と合格者数を図表化したものです。

薬剤師国家試験合格率と合格者の推移
【紫棒グラフ】:合格者数|【赤色折れ線】:合格率

で、まあ、今年の薬剤師国家試験の合格者は9044名、合格率が63.17%でした。

で去年より合格率は上がり、それに伴い合格者も2012年、2013年レベルぐらいになりました。

で、肝心の難易度ですが、僕の見解では難化してると感じてます。

今回、ご存知の方も多い思いますが、345問中11問の補正措置(全問題中3%以上の問題を全員正解とした)がありました。そのうち5問は必須問題での補正です。

 薬剤師国家試験は各科目での足切りもありますし、11問も全員正解にしたということは、この措置のおかげで受かった受験生が数多くいたはずです。

補正措置(全員正解)がなければ、合格率50%は確実に割っていたでしょうし、足切りのこと考慮すれば下手すりゃ40%台ってこともあったんじゃないでしょうか?

すべては憶測ですが、第100回の試験結果を見て僕の個人的意見では国は薬剤師の人数の絞込みをしようとしてる気がします。

まあ、補正が多すぎて正確に判断できないので、来年以降も経過観察させてください。

2、真の薬剤師国家試験合格率

薬剤師国家試験の合格者の出身校別データって毎回ちょっとした職場ネタになると思うのですが、僕なりに思ったことを書きます。

薬学部を受験予定の高校生とその親御さんは必見ですよ。

 

まず、薬学部が4年制のときは薬学部を卒業しても薬剤師にならない方が結構いました。

 国立大学の方などは研究者になるのが目的だったからです。実際、旧帝国大学の薬学部の卒業生は国家試験合格率は相当低かったです。理由は、卒論をきっちり終えてから国家試験対策なしに受験してたから。受かったら儲けもの程度の認識だったんだと思いますね。

薬剤師国家試験(どの資格試験もそうですが)の合格には受験テクニックが必要ですもんね。

 

でも6年制になった今、国立大学であろうが、私立大学であろうが、6年制の薬学部を選択した薬学部生の目標は薬剤師になること。つまり薬剤師国家試験の合格です。国立大学だからと言って6年制薬学部生で薬剤師免許はいりませんという人はいないはずです。

 

それで本当の意味で国家試験にきっちり合格させてくれる薬学部はどこなのか、ちょっと興味があって勝手に「薬剤師国家試験に合格しやすい大学ランキング」をつくることにしました。

 まずランキングに必要だと僕が考える「真の薬剤師国家試験合格率」の定義を2つ決めます。

  1. 6年制新卒のみでの合格率
  2. 受験者数でなく出願者数まで割り戻した合格率

 

1に関して既卒者は結局、薬ゼミに行くので卒業大学は関係なくなります。また、語弊がありますがやはり薬剤師国家試験は「勢いで一発」で受かるべきものだと思うからです。加えて4年制薬学部の卒業者をカウントにいれるのはさすがにフェアじゃないですね。

 

2に関しては、卒試と言いながら、実際は受かりそうな受験生だけを卒業させて「見かけの薬剤師国家試験合格率」を上げようとするセコイやり方をする大学が気に食わないからです。

この調査を見てください。

 

国立、公立、私立の新卒出願者に対する受験者の割合をまとめました。

 

国立大学 99.57%

公立大学 98.28%

私立大学 79.93%

 

私立大学薬学部の場合、出願しても5人に1人は卒業留年する計算です。

う~ん、明らかに私立大学で卒業留年でカモフラージュした合格率アップのセコイ施策がバレバレです。

まあ、こういうセコイ施策を見抜いた上で「真の薬剤師国家試験合格率」を弾きました。

3、薬剤師国家試験に合格しやすい大学ランキング

               ( )内は真の薬剤師国家試験合格率

国公立編

1位 東京大学(100%)

3位 富山大学(94%)

3位 金沢大学(94%)

私立大学編

1位 慶応義塾大学(83.8%)

2位 東邦大学(82.7%)

3位 近畿大学(80.9%)

4、入学しても薬剤師国家試験に合格しにくい大学ランキング≒薬剤師になれない大学ランキング!?

               ( )内は真の薬剤師国家試験合格率

1位 姫路獨協大学(19.4%)

2位 帝京平成大学(21.0%)

3位 横浜薬科大学(22.6%)

4位 青森大学(26.4%)

5位 北陸大学(26.6%)

 

ひっどいな・・・。

あれ?あれ?第一薬科大学はどこ行った?

皆さん、第一薬科大学は真の薬剤師国家試験合格率では43.4%です。

なんでわざわざ、書いてしまったんだろう(笑)手が勝手に・・・。

第一薬科大学はがんばってますよ!!

「He is not the man he used to be.」です。

5、卒留率ランキング

ここまで来たら、僕が嫌いな卒業留年のトリックを使うイヤらしい大学ランキング行っときます!( )内は6年生に占める卒業留年者の割合

1位 日本薬科大学(61.0%)⇒ 卒業できたのは39.0%

2位 横浜薬科大学(60.9%)⇒ 卒業できたのは39.1%

3位 千葉科学大学(54.0%) ⇒ 卒業できたのは46.0%

 

6年生になってから無事1年後そのまま卒業できるのが、5人に2人という恐ろしい大学ランキングでした。1年生から追跡したらいったい何人に一人がストレートで卒業できるのでしょうか??怖すぎる・・・。

6、対偏差値コストパフォーマンス

さて、全国の薬学部受験希望者の高校生とその親御さ~ん!

お待たせしました!!

非常に参考になったと思います。大学の受験パンフレットに載ってる「見掛けの国試合格率」に騙されてはいけません。

「真の薬剤師国家試験合格率」を参考にしましょう。

 

と言うことで、薬学部を目指すみんなは、

「合格率100%の東大を目指そう!!おーっ!!」

って、東大入学するのに20浪くらいしないといけませんね。

 

で、現実路線として「大学入試の偏差値」と「薬剤師国家試験に合格しやすい大学ランキング」からオススメの大学を探しましょう。

国立大学は難しいのでサクッと私立で探しましょう!

( )内は真の薬剤師国家試験合格率 偏差値はネットで調べた情報

 

1位 慶応義塾大学(83.9%)  偏差値 67

2位 東邦大学  (82.7%)  偏差値 56

3位 近畿大学  (80.9%)  偏差値 60

4位 名城大学  (80.4%)  偏差値 56

5位 北里大学  (79.9%)  偏差値 61

 

と言うことで、東邦大学と名城大学が対偏差値コストパフォーマンスで言うと非常にお値打ち大学ですね。

ただ、やはりと言うか、6年制になってはっきりしたのは「偏差値の高い大学は総じて、薬剤師国家試験にも強い。偏差値の低い大学は国家試験もダメ」≒「受験テクニックは薬剤師国家試験でも発揮される」

当たり前の結論に帰着するのでした。ご清聴ありがとうございました。


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重要!!

今まで仕事で訪れた都道府県

 

東北地方(宮城県、福島県)

関東地方(東京、神奈川、千葉、埼玉)

中部地方(名古屋、三重)

北陸地方(福井)

近畿(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)

四国(高知、愛媛)

九州(福岡、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島)

 

どこの職場でもすばらしい人たちとの出会いがありました。

いい思い出です。九州と東北の自然はすばらしかったです。

特に宮崎、鹿児島は一生暮らしてもよいと思うほどでした。