今、新卒の薬学部生の就職先として最も多いのが調剤薬局です。
他の業種に比べて非常にエントリースタートから募集期間が長いです。
ここ数年、薬学部生の就職活動開始時期は目まぐるしく変わっています。情報の更新が難しいため、具体的な時期については記事から省略させて頂きました。ただ就職活動の本質は変わりませんので、このサイトを参考にして下さい。
何らかの原因でエントリーが非常に遅くなり、もう卒業後すぐの就職に間に合わないんじゃないか?という場合でも就職できるのが調剤薬局という業種です。
実際、国家試験の合格発表後でも入社が可能なケースがあります。
6年制の卒業で薬剤師の需給バランスは崩れつつありますが、まだまだ調剤薬局の運営企業は人材を欲しています。
時期に関わらず、まずアプローチしてみることが重要です。
藤原ナオヤ的なアドバイスとして、調剤薬局への就職希望が決定しているのであれば、後はどの調剤薬局チェーンに就職するかですね。
まずは、どれだけ先輩や友人に誘われても個人薬局はやめておきましょう。
条件をいくら提示されてもです。 (地方なら新卒で年収600万のオファーもあるかもしれませんが、独立する気がないなら辞めておくべきですね)
まずは、大手調剤薬局チェーンで修行するのがよいのではないでしょうか?このあたりの理由はコラム「薬剤師が大手調剤薬局チェーンで学べること」や「調剤薬局で一生働くなら道は2つ」をまずは参考にしてください。
皆さんの薬剤師としての人生は非常に重要です。最初の選択を誤ると軌道修正するのは容易ではありません。ですので私もあまりいい加減なアドバイスはできません。ですから薬剤師として調剤薬局経営者として、今考えられる最適なアドバイスをしたいと考えています。
個人的には企業のMRを最初の就職先としてオススメしますが、調剤薬局と決めておられる方は、大手調剤薬局チェーンに就職しておきましょう。転職の多い薬剤師ですから、この先、調剤薬局チェーンへの転職を考える時期が来るかもしれません。
その際に大手調剤薬局チェーンから中規模、小規模、あるいは個人薬局へは転職しやすいです。もちろん小さな調剤薬局から大きな調剤薬局チェーンへの転職も可能です。
転職構造的な問題ではないのです。実際、私も小さな薬局チェーンから大手調剤薬局チェーンに転職したこともあります。しかしそれはかなりの精神的プレッシャーにさらされます。
要は仕事の負荷が全く異なるということです。
『水は低きに流れる』といいいますが、人間は楽な方に流れやすいです。
ですので最初に厳しい大手調剤薬局チェーンをオススメします。
そこで仕事や社会人としての基本、調剤薬局の仕事を勉強するのが、新卒の皆さんのキャリアパスとして望ましいと私は考えています。
あと、薬学部生が就活動を始める際、リクナビの利用は必須ですので、お忘れなく。
大手調剤薬局チェーンへの就職活動を行う方はヤクステさんの就活サービスに登録しておくと何かと便利ですよ。もちろん無料です。
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