薬剤師転職相談3

薬剤師転職相談3

Jさんからの相談

藤原ナオヤさま。初めまして、こんにちは。

兵庫県内で薬剤師をしておりますJと申します。

これからの働き方についていろいろと悩み始めており

ネット検索していたところ、こちらにたどり着きました。

 

知り合いに見られたらどうしようと思いながらも

周りに相談できる人もなく

思い切ってメールいたしました。

 

当方40代半ばです。

大学卒業後は病院に就職しましたが1年足らずで退職し

その後いくつかの調剤薬局に勤めました。

 

今の職場は勤め始めて6年半ほどになります。

 

ただ、どうも性格的に女性特有のネチネチしたしがらみが苦手で

日々息苦しさを感じております。

 

シフトはガチガチに固定されており

自分の希望を伝えることはほぼできません。

 

また、今の職場は子供の患者さんが多く

大人の薬を扱うことがほとんどなくなりました。

 

それで恥ずかしながら大人の薬はほんとに忘れかけていて

不安を感じ始めています。

(本当は自分で勉強すればよいのですが

日々の生活にかまけてできないでおります・・・)

 

そんなときふと「派遣」という選択肢が思い浮かびました。

 

派遣であれば定期的に職場が変わるので

人間関係のしがらみで悩むことは減るだろうし

自分の希望の労働条件をもとにして職場を探せるし

契約が切れた時に長期の旅行に行くことも可能だろうし

いろんな薬を扱うこともできるし。

 

でも同時に、いろんな不安が出てきました。

 

コンスタントに仕事があるんだろうか?

表向き何も問題がない安定した職場をわざわざ辞めるメリットはあるだろうか?

第一、今現在だいぶ大人の薬を忘れてしまっているのに

即戦力で働けるんだろうか?

 

派遣は投薬ばかりで薬歴がたまってひどい残業になる

あるいはしんどい仕事を押し付けられる、という話も聞きます。

 

またこれからはどんどん、かかりつけや在宅など

患者さんに密着した薬剤師が求められていくと思います。

 

そんな中、言ってみれば「その場限りの」派遣薬剤師に求人はあるのだろうか?

 

派遣という仕事は、若い薬剤師さんが一時的にするか

あるいは既婚者の方がパート代わりにするものなのかなと思ったりして

その辺も不安のひとつになっています。

 

そのあたり、藤原さんはどのようにお考えでしょうか。

ご意見をお聞かせいただけたら嬉しいです。

 

転職相談というより、悩み相談みたいになってしまいました。

申し訳ありません。

 

もしお答えいただけるようでしたら、よろしくお願いいたします。

藤原ナオヤの回答

Jさん、ご相談頂きありがとうございます!

頂いたメッセをしっかり読んで、数日どうしたらいいかな~と考えてました。

返事、遅くなって申しわけありません。

よりよい回答が出来るようにベストを尽くしますね。

 

最初に気になったことがあって、Jさん独身でしょうか?

文面から独身かな~?と思ったのですが。

普通の相談では、女性とか男性とか既婚、独身なんて聞かないと思うのですが、僕は結構重要視します。

というのは、やはり生きていくうえで経済的なことって大事だからです。

性別や既婚・独身によって、経済的な責任度って自ずと違うと思うんです。そういう意味でちょっとアドバイス前の確認しておきたかった情報です。

一応、女性で独身という前提でアドバイスさせて頂きます。

 

相談の本筋としては「派遣薬剤師」という選択はどうだろう?という相談で

あとはそれに付帯する諸々の不安要素いくつか・・・、とういう感じでね。

 

まず結論から言うと派遣薬剤師という選択は「アリ」だと思います。

 

理由は薬剤師以外の「派遣」という雇用形態は非常に不安の多い(いつ契約満了となるか?次の仕事はあるのか?)他業種と違い、相当に安定していると思うからです。

年収面でも兵庫県だと詳細な調査しないとわかりませんが、今、もらってる年収を超える可能性が十分にあります。

薬剤師、特に女性は真面目な方が多く世間一般的な正社員という王道から外れることに対するプレッシャーさえ負担に感じなければ派遣薬剤師という選択は合理性があると思います。

 

Jさんのお悩みにもありましたが、現状、調剤薬局のシフトって自由度が極端に低いですよね?

小さな規模の薬局だと有給なんて満足に取れないんじゃないでしょうか?

派遣なら雇用の不安定さ(と思われているが、業界がダメになるときは正社員もパートも派遣も一緒にダメになるので僕は変わりないと思ってます)と引き換えに休みの自由度は高いです。

 

それからやはり女性の多い職場環境ですから調剤薬局は独特の雰囲気ですよね?人間関係のトラブルのない職場なんてないんじゃないでしょうか?

だいたい女性薬剤師同士のトラブル、薬剤師と事務さんとのトラブルですね。

これは職場が変ってもだいたいどこでもあると思った方がよいですよ。

ただ、社員で働くのと、期限の決まった派遣で働くのでは、ストレス度合いも格段に違うので気にならなくなると思います。「まあ、どうせもうすぐしたら辞めるし・・・」みたいな(笑)

 

それから”今の職場は子供の患者さんが多く大人の薬を扱うことがほとんどなくなりました。

それで恥ずかしながら大人の薬はほんとに忘れかけていて

不安を感じ始めています。”

とありますが、小児科の門前ですか?

だとするとすごく扱う薬の種類が相当限られてますね。

子供さんメインの場合、兵庫県だとお薬代が無料か負担上限が限られているので、後発変更のメリットがなく先発品の採用がほとんどじゃないでしょうか?

 

Jさんが今の職場に勤務されている6年半の間に「大人の薬」の世界は大きく変りました。

ご存知と思いますが、ものすごい勢いでジェネリック変更が進んでます。

そして、それに伴い先発メーカーのジェネリック対応策として無意味なOD錠や合剤の発売が進んでます。

最初ちょっと驚かれると思います。まあ、でもすぐに慣れますよ。昔と違い、後発品に好き勝手な名前をつけることができなくなったので。

成分名+製造メーカーで統一されてます。

 

あと、細々した質問が多かったので以下インラインで失礼します。

Q)コンスタントに仕事があるんだろうか?

A)現状、何の問題なくあります。おそらく今後も心配ないと思います。

 

Q)表向き何も問題がない安定した職場をわざわざ辞めるメリットはあるだろうか?

A)ちょっと厳しい言い方ですが、「悩んでいる」というのは「正直どっちでも構わない」と同じことだと思います。なので「どうしても」という状態になるまで、今の職場にいるものありです。

 

Q)第一、今現在だいぶ大人の薬を忘れてしまっているのに即戦力で働けるんだろうか?

A)採用側も過去の経歴をみるので過度の期待はしないと思います。ただプロとして自己研鑽は絶対必要と思います。

 

Q)派遣は投薬ばかりで薬歴がたまってひどい残業になる

あるいはしんどい仕事を押し付けられる、という話も聞きます。

A)僕が運営している薬剤師派遣会社ランキングサイトのインタビューコーナーで同様の実例がありました。まあそういうところは、噂で広まるのである程度事前調査で避けることは可能と思います。

 

参考記事:「薬剤師派遣体験談(悲惨編)

 

Q)またこれからはどんどん、かかりつけや在宅など患者さんに密着した薬剤師が求められていくと思います。そんな中、言ってみれば「その場限りの」派遣薬剤師に求人はあるのだろうか?

A)在宅業務は増えると思います。かかりつけ制度は僕は失敗すると思います。

いずれにせよ雇用形態はあまり関係ないと思います。

 

Q)派遣という仕事は、若い薬剤師さんが一時的にするか

あるいは既婚者の方がパート代わりにするものなのかなと思ったりして

その辺も不安のひとつになっています。

A)確かに若い薬剤師が多いですが、気にすることもないと思います。今から15年くらい前って派遣薬剤師って見たことなかったです。10年前でも少なかったです。

薬剤師不足を解消したり、少々高くても人件費を変動費化させたい経営者のニーズ、それに答える薬剤師派遣会社の勃興、法整備や社会的コンセンサスが整ってきて今の状況にあるので、今後はいろんな年代やバックグラウンドの派遣薬剤師が増えると思います。

 

以上、参考にいなれば幸いです。

Jさんからお礼のお返事頂きました。

ご回答いただきありがとうございました。
本当にうれしいです。

やはり人間関係のトラブルはどこにでもあるんですね。
別に人生を共にするわけじゃないし
所詮仕事なんだからビジネスライクに割り切って
ルールに従って淡々とすればいいのに、ネチネチネチネチ…。

藤原さんのもうひとつのサイト「薬剤師派遣会社評価ランキング」の体験談8(ちょっぴり人間関係に疲れちゃった薬剤師編)のMさんにものすごく共感しました。

 

参考記事:薬剤師派遣体験談8(ちょっぴり人間関係に疲れちゃった編)

今の薬局は、小児科メインのクリニックの門前で
患者のほとんどは子供さんですが
アレルギー科もあるので、たまに花粉症や風邪などで
大人の患者さんも来ます。

あとは面処方が少々という感じです。

ジェネリックに関しては
門前のドクターがある程度ジェネリックを使っていたのと
うちの会社自体が「取れるもん(加算)は取る」という方針で
ジェネリックの割合は75%をクリアしていると思います。

というわけで余談ですが、基準調剤加算も取っています。
でもなんだか、現場の体制が整ってないのに
加算を取るためだけに体裁を整えたという感じです。

有給はヘルプが確保できないときは取れないですね。

ですので、自由度の高い派遣薬剤師には大変憧れます。

藤原さんのご回答の中でハッとさせられたのは
”ちょっと厳しい言い方ですが、「悩んでいる」というのは
「正直どっちでも構わない」と同じことだと思います”
という部分です。

そういう風に客観的に、また的確に
状況を判断してアドバイスしてくださる方が周りにいないので
本当にありがたかったです。

今のところ、まだなんとか今の職場で働けそうなので
様子を見ながら「どうしても」というときはパッと飛び立てるように
フットワークは軽くしておこうと思います。

ランキング上位のファルマスタッフさんなどは
定期的に相談会を開いておられるようなので
勇気を出して一度相談に行ってみようかなと思いました。

このたびは丁寧なご回答をいただき
本当にありがとうございました。

こんな神様のような方に出会えるなんて
インターネットに感謝感謝です^^

実は以前、真剣に薬剤師を辞めようと思い
全く畑違いの勉強をしていたことがありました。
でも結局、確実に稼げるこの仕事に戻ってきてしまいました。

そんな不安定な気持ちもこちらのサイトでは
温かく見守ってくださっていて
本当に素敵なサイトを立ち上げてくださってありがとうございました。

このサイトを見つけることができて、自分はラッキーでした。

これからも相談させていただくことがあるかもしれません。
そのときは、またよろしくお願いします。

時節柄、体調を崩されませんようご自愛ください。
このたびは本当にありがとうございました。

藤原ナオヤからのお返事

Jさん、たくさん褒めて頂いてありがとうございます。

僕が立ち上げたこのサイトとコンテンツがJさんのお役に立ててうれしいです。

転職のような大きな決断も含め、僕たちは毎日色んな選択に迫られます。

僕は常々、「今ある自分の姿(境遇)は過去にした自分自身の選択の集大成」と自分自身に言い聞かせてます。

 

だから、良い事も悪い事もすべては自分で選択したことの結果なのだと思います。

 

Jさんが様々な局面でよりよい選択をされ、よりよい結果を得られることを願っております。

今回はご質問頂いてありがとうございました!

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薬剤師の転職サイトはたくさんあります。そしてgoogleやyahooで検索すれば薬剤師転職サイトのランキングサイトもたくさんあります。でも何だかどれも似たり寄ったりでウソ臭くないですか?いいことばっかり書いて。あの人達はどういう根拠でオススメしてるんでしょうか?このサイトはあくまで藤原ナオヤの独断と偏見で評価しています。しかし自分の転職経験や調剤薬局オーナーだからこそ得られる情報、自分で転職経験者をインタビューした情報を統合してランキングしています。ですので皆さんが気になるマイナス評価もしっかり書いています。じっくり検討してくださいね。

重要!!

今まで仕事で訪れた都道府県

 

東北地方(宮城県、福島県)

関東地方(東京、神奈川、千葉、埼玉)

中部地方(名古屋、三重)

北陸地方(福井)

近畿(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)

四国(高知、愛媛)

九州(福岡、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島)

 

どこの職場でもすばらしい人たちとの出会いがありました。

いい思い出です。九州と東北の自然はすばらしかったです。

特に宮崎、鹿児島は一生暮らしてもよいと思うほどでした。