プロダクトマネージャー

プロダクトマネージャー

今回は大学時代の同級生で、現在国内大手製薬メーカーでプロダクトマネージャーをやっているKさん(男性)にインタビューさせてもらいました。

なかなか忙しいみたいで、インタビューをセッティングするのに1ヶ月くらいかかってしまいました。

MRと違って、プロダクトマネージャー職をやっている人は限られていますので非常に有益なお話が聞けると思います。

 

藤原ナオヤ(以下F):「こんばんは。久しぶりやね。前回会ったのは確か、出張で大阪に来てたときだったかな・・・」

 

K:「そうだね。久しぶり。インタビュー頼まれてたのに時間がとれずゴメン。」

 

F:「いえいえ、ほんとに忙しいのにこちらこそ悪かったね。ではさっそく、プロダクトマネージャーについて聞いていきたいのですが・・・。ズバリ、プロダクトマネージャーって何?普段何やってるの?」

 

K:「まず最初にプロダクトマネージャーって一口に言っても役割や職域分担は各メーカーによってバラバラです。そもそもプロダクトマネージャーという呼び名さえもマチマチですね。マーケティング担当者と言った方が正確かな・・。特に外資系製薬メーカーでは。簡単に言うと、内資系ではプロモーションから製品育成(ライフサイクルマネジメント)の企画立案・推進など製品の責任者としての役割が求められます。外資系の場合は1製品に対して、分業制がとられており、マーケティング担当以外に開発、調査、学術、研修、コンベンションなど担当が分かれておりブランドマネージャーが様々な部署との調整を行うなど、製品のチームとして業務を進めています。

F:「外資系は現場のMRも領域ごとに担当者がいるから、何事も分業するカルチャーなんですね~。」

 

K:「プロダクトマネージャーの仕事を一言で言うと、医薬品のコンセプトを考え、安全性第一とした適正使用を医療現場へ普及させて行く事と理解してもらえればいいです。

詳しく言うと、多くの競合品の中で、安全性と有効性から製品特性を生かす最適な使用方法での普及をはかり、実績拡大と効能・効果追加、新剤形追加などから製品寿命の最大化をはかる、そのための全ての業務に携わります。戦略立案から必要な予算の折衝、MRの研修など、最近はWeb戦略からDTC(疾患啓発の広告・CM)など、MRを介さない‘空中戦’も重要性が増して来ています。そのため特に最近は打合せや会議などの内勤が多くて、営業現場に出て医師や薬剤師とのコミュニケーションが足りていないのが悩みですね。」

 

F:「かなり広い範囲の仕事ですね。では、今度は仕事内容ではなく、別の面からお話を聞かせてください。まず新卒で入社してからずっとプロダクトマネージャー志望だったんですか?」

 

K:「そういう希望は全くありませんでした。ずっと入社以来MRとして勤務してきて、数年前に人事部から辞令がありました。」

 

F:「なるほど。ではプロダクトマネージャーを希望していたわけではないんですね。でもプロダクトマネージャーってなかなかなれない仕事じゃないですか?」

 

K:「そうですね。MRと比べてどっちが上とかではないですが、ポストはMRに比べて圧倒的に少ないので、そう言った意味では貴重な経験をさせていただいていると考えています。」

 

F:「生々しい話で恐縮なんですが、年収いくらくらいですか?」

 

K:「するどい質問ですね~。(笑)想像にお任せしますが、国内大手製薬メーカーの同年齢プロダクトマネージャー平均で言うと・・・・1000~1400万円くらいじゃないですかね・・。」

 

F:「やっぱりいいですね~。MRの頃よりだいぶよくなったんじゃないですか?」

 

K:「いやいや、外勤手当てが無くなるのでむしろ減るかも知れませんよ。」

 

F:「なるほど。年収の話はこれくらいにして。これまでの仕事内容と今の年収を聞いて、新卒の方がプロダクトマネージャーになりたい!って思ったかもしれません。僕は薬剤師の転職や新卒の薬学部生の就職転職サイトを運営しているのですが、プロダクトマネージャーになるためのアドバイスってありますか?どうやったらなれるとか?」

 

K:「まず内資系では転職組は厳しいでしょう。他社でプロダクトマネージャー経験があれば別ですけど・・。新卒の薬学部生に対してのアドバイスとしては・・・。まず人事や本社の人の目に留まることが大事。一般的に入社すると、MRからスタートするので、大きな規模の大学や病院担当MRとして実績を上げる。大きな規模の大学や病院担当MRになるには、開業医担当MRとして実績を上げること、これは最低条件ですね。それにプラスして独自のイノベーティブな実績が必要です。

 本社は優秀な人間が多いです。30代前後でマーケティング担当者に抜擢されてる人間もいます。そういう人の中に海外でMBAを取得している人もいます。しかし、営業現場のリアルな空気というか肌感覚を知らないことが多いです。

 もちろんマーケティング理論も大切です。マーケティングは理論と現場経験の両輪で成り立っていると思います。ですので、自分がこれまでMRとして蓄積してきた、営業現場の肌感覚は大切な財産ですね。

ですので、これからプロダクトマネージャーを目指す方。またどんな部署で仕事をするにせよ、薬剤が患者さんに渡される医療現場を知るMRという仕事は、製薬メーカーの社員にとって非常に大切な経験となりますのでしっかり取り組んでください。」

 

F:「大変、貴重なお話ですね。僕も常々、営業こそはすべてのベースになる仕事だと言い続けています。たとえ研究開発職につくにせよ、営業マインドは必要なんじゃないかと・・・。ですから僕は、新卒の薬学部生の方には一度、製薬メーカーに入ってMRをやってみることを勧めているんです。ちょうどMRの話がでてきたので、MR職についてちょっと伺いたいと思います。今、インターネットを利用して海外の文献やデータなどが簡単に検索できます。そんな時代に職業としてのMRって未来はあるんでしょうか?」

 

K:「いいところに着眼してると思います。私が長くMRをやってきた経験からお話させてもらうと、どのメーカーでも後発品の影響などでプライマリーは今後厳しいと思いますね。近い将来、大手メーカーでは大幅な人員削減もあり得ると考えています。ですのでオンコロジーやオーファンドラッグなどの替えの効かない専門性の高いMRを目指すべきだと思います。」

 

F:「なるほど。どの業種、業界も同じですね。強みに特化できないものは、他に取って代わられる。う~ん、ピーター・ドラッカーもそんな感じのこと言ってます。では、どのメーカーがいいとかありますか?」

 

K:「そうですね。私は自分の会社を気に入っていますし、満足しているのですが・・・。どの会社がよいとかは・・・・、難しいですね。一長一短があります。ひとつアドバイスしましょう。もし女性でバリバリ仕事がしたければ外資系がいいと思います」

 

F:「それはどうしてですか?」

 

K:「外資系メーカーの人事労務政策はグローバルなんです。ですので女性に配慮した社内制度が外資系は内資系より充実しているようです。ある外資系メーカーは、MRの研修に必ずベビーシッターを配置してたりするようです。また、管理職の女性比率も世界標準まで達成しないといけないんですよ。ですから同期入社でも同じような実績を残した場合、女性が抜擢されることが多いのです。出世を望む女性なら外資の方が有利です。仕事のキツさも男女平等ですが・・・」

 

F:「そういった事情もあるんですね。今日は本当に忙しいところありがとうございました。またこっちに出張することがあれば連絡ください。ご馳走します。」

 

以上です。

どうですか?皆さん、参考になりました?

Kさんは学生時代からバリバリの体育会系。まっすぐな気性の男でした。学生時代は時間にルーズな男だったけど変わるもんだな~。

でも根本的に優しい人で、もう10年以上も発展途上国の子供の里親になって学費の資金援助してるんだよね。

発想や言葉遣いも前向きで、やっぱり社会で上に行く人は決してまぐれじゃなく、上に行くべくして行くんだな~と感じました。

僕もがんばろうっと。今日は僕もいい勉強になりました。

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東北地方(宮城県、福島県)

関東地方(東京、神奈川、千葉、埼玉)

中部地方(名古屋、三重)

北陸地方(福井)

近畿(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)

四国(高知、愛媛)

九州(福岡、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島)

 

どこの職場でもすばらしい人たちとの出会いがありました。

いい思い出です。九州と東北の自然はすばらしかったです。

特に宮崎、鹿児島は一生暮らしてもよいと思うほどでした。